夏の風邪
こんにちは、歯科医師の宮山です。
本日は夏にひきやすい風邪についてお話します。
夏風邪はエンテロウィルスやアデノウイルスが原因となることが多いようです。
エンテロウイルスに感染すると、いわゆる手足口病やヘルパンギーナといった病気になります。
手足口病ではその名の通り、手や足に発疹ができます。お口の中には、粘膜に、軽い発疹から痛みの強い潰瘍のような口内炎ができることもあります。
ヘルパンギーナは高熱が出たあと、熱が下がっても、喉の奥に潰瘍や口内炎ができ、喉が痛く、食事ができなくなることもあります。
風邪をひかないよう、体力を維持するために普段から生活リズムを整えることが大切になります。
早寝早起き、規則的な食生活や、暑すぎない場所や時間帯での外遊びが重要となります。
また、口腔内を清潔にすることもとても重要となりますので、普段通り、歯磨きも丁寧に行ってください。
暑い日が続きますが、元気に夏を乗り越えましょう!
【参考文献】
日本歯科医師会 白クマ先生の子ども診療所
https://www.med.or.jp/clinic/sick2011_natsu_kaze.html